東南アジアの優秀なエンジニア人材データベースを保有・提供するfreecracy株式会社は9月28日、ITフリーランス向けのエージェントサービス「テックビズフリーランス」などを運営する株式会社NKC ASIAと資本業務提携することを発表した。今回の資本業務提携で、IT人材不足問題解決に向けて技術力上位5%の優秀なエンジニアに特化した海外ラボ型開発サービスを提供開始したという。
業務提携の背景
日本の労働人口が減少する中、特にエンジニア採用の難易度は年々上昇している。厚生労働省の『一般職業紹介状況[季節調整値(除パート)](令和4年7月分)』によると、2022年7月期のエンジニアの有効求人倍率は3.4となり、各社がエンジニアの争奪戦を行っていることがわかる。エンジニア採用の難易度が高まるに連れ、各社が待遇を良くするため、今までの給与レンジでは採用できない自体も起こっている。
ベトナム人など東南アジアの50万人のエンジニア人材データベースを保有するfreecracyは、これまで日本やシンガポールなどに優秀なエンジニアを提供するラボ型開発を行ってきたが、日系企業のなかには海外人材の活用に踏み切れないでいるなどの課題を持っていた。
そこで、優秀な日本人プロジェクトマネージャーや開発責任者の人材データベースを豊富に保有しているNKC ASIA社と提携することで、いままでコミュニケーションやプロダクト管理に不安を抱えていた日系企業をサポートすることが可能になり、日本の企業の海外人材活用を促進することが期待できる。
上位5%の技術力をもつエンジニアに特化したラボ型開発だが、開発コストは日本人エンジニアのみで行った場合と比較しても平均半分程度におさまるという。
企業名 | freecracy株式会社 |
代表者名 | 代表取締役 国本和基氏 |
所在地 | 東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F |
事業内容 |
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公式サイト | https://freecracy.com/ |
問い合わせ先 | https://freecracy.com/contact |
出典:freecracyとNKC ASIAがIT人材不足問題の解決に向けて提携!技術力上位5%のエンジニアに特化した海外ラボ型開発サービスを提供開始